ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月8日放送において、プラザクリエイト本社<7502>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
最初に紹介するのは証券コード<7502>東証ジャスダック上場のプラザクリエイト本社です。
プラザクリエイト本社は写真のプリントショップのトップ企業です。プリント事業では“デジタルプリントをワンストップで提供”をテーマに展開しています。運営方式も直営からFCへの切替えを推進中です。モバイル事業は安定収益源として基盤が確立。今後は法人ビジネスの拡大にも注目です。
2018年3月期第2四半期決算は、売上高が前年の同期間と比べて0.5%増93億1300万円、経常損失が7億1900万円で着地しました。プリント事業はデジタルカメラのプリント需要の縮小の中FC化を進めており減収となりましたが、セグメント経常損失は持分法投資損失がなくなり改善しました。モバイル事業は人材面での強化を進めたほか、新規出店も積極的に行いました。その結果、増収を確保したものの先行投資がかさみ、セグメント経常利益は減益となり、第2四半期は一時的に損失を計上しました。
プラザクリエイト本社が今進めているのはプリント事業の事業構造の大転換です。プリント事業の成長のカギは、魅力ある商材を顧客に提供することです。そのためにはプラザクリエイト本社自身が創造性を取り戻し、自由な発想で商品開発に取り組まねばなりません。それを実現するための方策が直営店からFC店への切り替えです。FC化は店長に大きな意識変革と店舗経営の自由度をもたらし、それが店舗売上の大幅増加につながっています。また、プラザクリエイト本社は販売ルートとしてオンラインビジネスの拡大にも力を注いでいます。新たなオンラインサイトは2018年夏ごろの稼働が予定されています。新商材の本格投入と相まって、プリント事業は2019年3月期には大きく変貌しそうです。
モバイル事業の成長戦略の柱は店舗の増加です。携帯端末市場が成熟したことでキャリアは販売代理店の再編を進めています。プラザクリエイト本社は上場企業として経営力やコンプライアンス面での充実に関して信頼性が高く、再編に絡んでプラザクリエイト本社への新規出店の要請も相次いでいる様子です。その結果として、出店ペースがこれまで計画していたよりも一段高まるとみられます。モバイル事業はストック型収益モデルであるため、着実な収益成長は期待できますが、一方で新規出店の立ち上げ費用をコントロールし、投資と成長のバランス取りをうまくコントロールすることが求められています。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送
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最初に紹介するのは証券コード<7502>東証ジャスダック上場のプラザクリエイト本社です。
プラザクリエイト本社は写真のプリントショップのトップ企業です。プリント事業では“デジタルプリントをワンストップで提供”をテーマに展開しています。運営方式も直営からFCへの切替えを推進中です。モバイル事業は安定収益源として基盤が確立。今後は法人ビジネスの拡大にも注目です。
2018年3月期第2四半期決算は、売上高が前年の同期間と比べて0.5%増93億1300万円、経常損失が7億1900万円で着地しました。プリント事業はデジタルカメラのプリント需要の縮小の中FC化を進めており減収となりましたが、セグメント経常損失は持分法投資損失がなくなり改善しました。モバイル事業は人材面での強化を進めたほか、新規出店も積極的に行いました。その結果、増収を確保したものの先行投資がかさみ、セグメント経常利益は減益となり、第2四半期は一時的に損失を計上しました。
プラザクリエイト本社が今進めているのはプリント事業の事業構造の大転換です。プリント事業の成長のカギは、魅力ある商材を顧客に提供することです。そのためにはプラザクリエイト本社自身が創造性を取り戻し、自由な発想で商品開発に取り組まねばなりません。それを実現するための方策が直営店からFC店への切り替えです。FC化は店長に大きな意識変革と店舗経営の自由度をもたらし、それが店舗売上の大幅増加につながっています。また、プラザクリエイト本社は販売ルートとしてオンラインビジネスの拡大にも力を注いでいます。新たなオンラインサイトは2018年夏ごろの稼働が予定されています。新商材の本格投入と相まって、プリント事業は2019年3月期には大きく変貌しそうです。
モバイル事業の成長戦略の柱は店舗の増加です。携帯端末市場が成熟したことでキャリアは販売代理店の再編を進めています。プラザクリエイト本社は上場企業として経営力やコンプライアンス面での充実に関して信頼性が高く、再編に絡んでプラザクリエイト本社への新規出店の要請も相次いでいる様子です。その結果として、出店ペースがこれまで計画していたよりも一段高まるとみられます。モバイル事業はストック型収益モデルであるため、着実な収益成長は期待できますが、一方で新規出店の立ち上げ費用をコントロールし、投資と成長のバランス取りをうまくコントロールすることが求められています。
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