午前：債券サマリー 先物は続落、米債券安の流れを引き継ぐ

　２０日午前の債券市場で、先物中心限月６月限は続落。１９日の米債券市場で長期金利が一時２．９３％と、約１カ月ぶりの水準に上昇した流れを引き継いだ。

　債券先物は売り先行でスタート。米債券安に加え、前日に実施された２０年債入札が弱い結果となったことも尾を引いた。引けにかけては日経平均株価が上げに転じたことが重荷となった。なお、日銀は「残存期間５年超１０年以下」と「同１０年超２５年以下」、「同２５年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

　午前１１時の先物６月限の終値は前日比９銭安の１５０円７６銭。出来高は１兆７０８２億円だった。１０年債の利回りは前日比０．０１０％上昇の０．０４５％、２０年債は同０．０１０％上昇の０．５１５％だった。


出所：minkabuPRESS