東京株式(大引け)=26円安、シリア情勢横目に上値重く小幅続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/12 15:45
 12日の東京株式市場は、シリア情勢の軍事的緊張による地政学リスクを背景とした米株安を受け終始買い手控えムード。ただ、売り圧力も乏しく下値は頑強だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比26円82銭安の2万1660円28銭と小幅続落。東証1部の売買高概算は13億1062万株、売買代金概算は2兆1030億1000万円。値上がり銘柄数は796、対して値下がり銘柄数は1181、変わらずは105銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが200ドルを超える下落をみせたこともあり、リスク回避ムードが強かった。米国がシリアに対し軍事行動に出ることへの懸念が、全体相場の重荷となっている。アジア株市場が総じて軟調に推移したこともネガティブ材料で、あすにオプションSQ算出を控え、積極的な買いが入りにくかった。ただ、海外筋など実需売り圧力は限定的であり、下値抵抗力も発揮した。個人投資家が中小型株などを中心に買いを入れて全体を支え、日経平均はプラス圏で推移する場面もあった。業種別には小売や食料品など内需セクターが相対的に強く、電機、機械などは売りに押されるものが目立った。売買代金は2兆1000億円と2兆円ラインはキープしたものの低水準だった。

 個別では、良品計画<7453.T>が大きく買われ、ファーストリテイリング<9983.T>も上昇した。イオン<8267.T>も高い。メディアドゥホールディングス<3678.T>が値上がり率トップに買われ、トリケミカル研究所<4369.T>も大幅高。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が急伸、石川製作所<6208.T>も物色人気となった。日野自動車<7205.T>が上昇、レナウン<3606.T>も活況高。

 半面、ソニー<6758.T>ファナック<6954.T>が軟調、東京エレクトロン<8035.T>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も売りに押された。サイゼリヤ<7581.T>が急落、プレナス<9945.T>吉野家ホールディングス<9861.T>なども大きく下げた。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が安く、ローソン<2651.T>新日本電工<5563.T>なども下落した。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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