【買い】キーウェアソリューションズ(3799)あらゆる分野で活躍。イーテアの展開にも期待。

投稿:2018/04/02 08:17

■反発期待

システム構築から保守・運用まで一貫した情報サービス専業。インフラ関連の受託開発が中心。NECの持分法適用会社。売上高はNECグループ中心にNTT、JRグループも大口顧客で、特定企業への依存度高い。下請け層での受注競争厳しく成長には踊り場感。脱受託が課題で、日本ヒューレット・パッカードと協業のコンサルなどで1次請け案件開拓中。収益体質改善へ12年に人員削減含めた構造改革を実施。不採算案件抑制への取り組みを強化。同社のもつICTソリューション[OGAL]は、農作物の品質・生産性向上や栽培技能の継承支援システムで、自治体向けに提供しています。

金融と情報・通信技術を基盤とした新しいサービスを提供する目的で設立された、インタートレード(3747)JIA(7172)PCIホールディングス(3918)との合併会社イーテアの動向も気になるところ。

1月31日に決算を発表。

18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億3400万円の黒字(前年同期は3億2500万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億円に対する進捗率は67.0%となった。

会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比85.9%減の6600万円に大きく落ち込む計算になる。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億0100万円の黒字(前年同期は7900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.6%→3.5%に急改善した。

[出典:株探]

2Qまでの不調を3Qで打ち消し、黒にしてきました。
前年同期では赤字拡大だっただけに好サプライズ。
大型請負案件獲得も目論んでいるようで、本決算・来期見通しにも期待が持てそうです。

そして、

3月22日に業績・配当修正を発表。

18年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→4億円(前期は1.4億円)に2.0倍上方修正し、増益率が40.8%増→2.8倍に拡大する見通しとなった。

会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→4.6億円(前年同期は3.8億円)に74.9%増額し、一転して20.4%増益計算になる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→8円(前期は5円)に増額修正した。

[出典:株探]

一時は1000円台に乗せていましたが、既に織り込み済みだったか、上方修正発表後は利確優勢。
その後、一時914円を割る展開もありましたが、900円以下では買いが入ります。
持ち直しから再度1000円方向への動きを期待。
本田隆一郎
株式投資暁投資顧問 取締役
配信元: 達人の予想

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