■3月26日(月)■ 明日の相場展望  ~日経平均2万円割れの可能性はあるが問題なし~

著者:橋本明男
投稿:2018/03/26 18:33

普通に考えれば、どう見たって底入れです。

先週末のニューヨーク市場の急落を受けまして、全面安で始まった週明けの東京株式市場。日経平均は20347円と270円安までありましたが、さすがに値頃感が出て来た様で大きく戻して参りました。

大引けは 148円高 20766円
トピックスは 6.38ポイント高 1671.32ポイント
出来高は概算 15億8千万株で終わりました。

普通に考えれば、どう見たって底入れです。

がしかし、今年に入っての相場は、この常識が当てはまりません。ニューヨーク市場に致しましても、先週末の大引け23533ドルは、もう一段下、23100~22700ドル位があっても当然という様な大引けです。

ただし、個別の銘柄の動きを見ますと、どれもこれも下げ過ぎです。今度、日経平均が大きく下げて18500円までの暴落が起こるとしても、それは、ここで23000円前後まで戻ってからの話し合いになります。

個別の銘柄においては、もう買い下がりの気持ちで仕込みに行ってかまいません。今日の安値を切る場面あるなら、それこそ目先、天与の買い場といえます。

逆に言いますと、ここまで下げた以上、日経平均2万円割れが出た方がすっきりするでしょう。

では、御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想