東京株式(前引け)=大幅続伸、買い一巡後は円高背景に伸び悩む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/12 11:48
 12日前引けの日経平均株価は前週末比368円26銭高の2万1837円46銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億3185万株、売買代金概算は1兆1856億5000万円。値上がり銘柄数は1681、対して値下がり銘柄数は321、変わらずは67銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク選好ムードが一段と強まった。前週末の米国株市場でNYダウが大幅高に買われたほか、ハイテク株比率の高いナスダック指数は史上最高値に買われるなど完全復活の様相をみせていることで、東京市場もこれに追随する動きとなった。ただ、2万2000円近辺では戻り売り圧力も強く、買い一巡後は伸び悩んだ。前場取引時間中に外国為替市場でドル売りの動きが再度強まり円高方向に振れたことで、全体相場にはネガティブに作用したとみられる。

 個別では東京エレクトロン<8035.T>ファナック<6954.T>が高く、エーザイ<4523.T>も買われた。村田製作所<6981.T>安川電機<6506.T>も上昇した。ヴィンクス<3784.T>が連日のストップ高に買われ、ソフトブレーン<4779.T>も値を飛ばした。北沢産業<9930.T>、鳥貴族<3193.T>も大幅高。半面、ソニー<6758.T>が軟調、資生堂<4911.T>も冴えない。ミライアル<4238.T>エイチーム<3662.T>が大幅安、アイスタイル<3660.T>ヤーマン<6630.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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