東京株式(大引け)=343円安、米株安や中国景気懸念で大幅続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/01 15:53
 名実ともに月替わりとなった1日の東京株式市場は米株安や為替が円高に振れたことなどを背景に大きく売りが優勢。日経平均は一時400円を超える下げをみせた。

 大引けの日経平均株価は前日比343円77銭安の2万1724円47銭と大幅続落。東証1部の売買高概算は15億1848万株、売買代金概算は2兆7893億円。値上がり銘柄数は281、対して値下がり銘柄数は1746、変わらずは42銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが大幅安となったことや為替の円高を受けリスク回避の売り圧力が強まった。日経平均は一時400円超の下落となり引け際やや下げ渋ったものの、2月16日以来の水準となる2万1700円台前半で着地した。毎月第1営業日の日経平均は前月まで20カ月連続の上昇をみせていたが、ついにその記録が途切れた。直近、米長期金利は低下したものの、今度は経済指標の悪化に対する懸念が売りを誘発している。中国の製造業PMIなど中国景気減速に対する警戒感も上値を重くしている。主力株が総崩れとなったほか、中小型株も安いものが目立ち、値下がり銘柄数は東証1部全体の84%を占めた。売買代金は2兆8000億円弱と前日に続き高水準を保った。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。ソニー<6758.T>キーエンス<6861.T>が値を下げ、コマツ<6301.T>日立建機<6305.T>なども下落した。富士石油<5017.T>が急落、エイチ・アイ・エス<9603.T>竹内製作所<6432.T>も大きく売られた。セイコーホールディングス<8050.T>が安く、ツバキ・ナカシマ<6464.T>の下げも目立った。

 半面、JAL<9201.T>が高く、ヤマハ発動機<7272.T>もしっかり。アイ・エス・ビー<9702.T>サイバーコム<3852.T>が値を飛ばし、ネクステージ<3186.T>は値上がり率トップに買われた。フィックスターズ<3687.T>が上昇、アイスタイル<3660.T>も買われた。丹青社<9743.T>が水準を切り上げたほか、パーク24<4666.T>も物色人気となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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