東京株式(大引け)=236円高、米株大幅高に追随し上値指向続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/27 15:47
 27日の東京株式市場は上昇が続く米国株市場に追随し、終始買い優勢の展開となった。ただ、後場終盤になって日経平均は手仕舞い売りに上げ幅を縮小した。

 大引けの日経平均株価は前日比236円23銭高の2万2389円86銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は13億2910万株、売買代金概算は2兆6299億3000万円。値上がり銘柄数は1201、対して値下がり銘柄数は751、変わらずは115銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から買いが先行した。前日の米国株市場でNYダウが約400ドルの上昇をみせたことを受けて投資家心理が改善し、主力株を中心に広範囲に買いが優勢となった。米長期金利がここ低下傾向にあることやVIX指数の低下がプラスに作用している。寄り後も日経平均は先物主導の裁定買いを足場に上値指向を続け、一時350円高で2万2500円台に買われる場面もあった。現地時間27日にパウエルFRB議長の議会証言を控え、この結果を見極めたいとの思惑から後場は伸び悩んだ。大引けにかけて手仕舞い売りも観測され、値上がり銘柄数は全体の6割弱にとどまった。業種別には鉱業や非鉄、電気機器、精密機器などが買いを集め全体指数を押し上げた。

 個別では、売買代金トップの任天堂<7974.T>が高く、ソニー<6758.T>トヨタ自動車<7203.T>もしっかり。東京エレクトロン<8035.T>SUMCO<3436.T>なども上昇した。サイバーコム<3852.T>がストップ高に買われたほか、ワコム<6727.T>も物色人気となった。千代田化工建設<6366.T>、アルプス電気<6770.T>なども商いを伴い高い。バイテックホールディングス<9957.T>宮越ホールディングス<6620.T>が値を飛ばし、フィックスターズ<3687.T>も上値を追った。

 半面、スタートトゥデイ<3092.T>が安く、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も売りに押された。ラクーン<3031.T>が急落、アウトソーシング<2427.T>ソースネクスト<4344.T>も大きく値を下げた。豊和工業<6203.T>が売られ、ディー・エル・イー<3686.T>LIFULL<2120.T>も下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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