東京株式(大引け)=224円安、主力株に利食いも値上がり数が値下がりを上回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/20 15:36
 20日の東京株式市場は前日の米国株市場が休場となるなか、欧州株安を引き継ぐ形で主力株に利益確定の動きが表面化した。

 大引けの日経平均株価は前日比224円11銭安の2万1925円10銭と4日ぶり反落。東証1部の売買高概算は12億3682万株、売買代金概算は2兆2390億円。値上がり銘柄数は1027、対して値下がり銘柄数は949、変わらずは90銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日までの3営業日で日経平均が1000円近い上昇をみせていたこともあって、利益確定売り圧力が強まった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に乏しかったが、欧州株式市場が総じて売られた流れを引き継いだ。外国為替市場では1ドル=106円台後半と円安含みで推移したが主力輸出株の反応は限定的だった。業種別には電力ガス、陸運、倉庫など内需セクターの一角が上昇したものの値下がり業種は33業種中28業種を占めた。一方で個別には好業績や物色テーマに乗る中小型株に買いが集まり、値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数を上回っている。なお、全体売買代金は2兆2000億円台と前日を下回る水準となり、連日で今年最低となった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が軟調、ソフトバンクグループ<9984.T>も値を下げた。東京エレクトロン<8035.T>安川電機<6506.T>などが軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも売りに押された。西尾レントオール<9699.T>が急落したほか、ブレインパッド<3655.T>も大幅安、東京製鉄<5423.T>ヨータイ<5357.T>も下落した。

 半面、任天堂<7974.T>が大商いでしっかり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も買われた。ヤフー<4689.T>セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が堅調だった。ヴィンクス<3784.T>エスケイジャパン<7608.T>はいずれも値幅制限いっぱいに買われた。ショーケース・ティービー<3909.T>ディー・エル・イー<3686.T>も値を飛ばした。中国塗料<4617.T>サンケン電気<6707.T>の上げも目立つ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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