＜2/19～2/23＞ 来週の日経平均の動き

短期トレンド転換から反発へ

世界中のマーケットは大きく下げており、久しぶりに暴落相場と言ってもいい地合いになっています。

日経も21000円を再び割れて、まだまだ下がるのではという不安感でいっぱいの一週間だったかもしれません。

こういう相場になってくると、強気派と弱気派でだいぶ意見が分かれてくると思います。

今後の日経は上がるのか、下がるのか、ということが気になるかと思いますが、こういう乱高下する相場になってくると、単純に上がるか下がるかというだけでは難しくなってきます。

つまり、ボラティリティーも激しくなっているので、少しタイミングを間違えただけで買っても売っても大きな損失を出してしまうことがあります。

それを防ぐためには、買う時や売る時のタイミングで、「いつ」買えばいいのか、「いつまでに」売ればいいのか、というところまで意識して売買しなければなりません。

株価が上がる、下がるというだけでは足りず、それがいつ始まっていつ終わるのかというのが重要になってきます。

まず中期的な目線で見た時は、まだ確定ではありませんが、直近までの上昇相場は終わった可能性がでてきます。

そのための判断ポイントは4/1の変化日でこの時点で日経平均が23500円近くまで達していれば上昇トレンドは継続することになりますが、下回っているようだと4月、5月、6月と弱い相場展開になります。

現在の株価位置からすればまだ越える可能性も十分あるため、現時点ではまだ確定ではありません。

これはあくまで「中期的」に見た場合の話で、中期的な期間で投資をする人にとっては売りから入るのが優位な相場になります。

一方で「短期的」に見た場合はどうでしょう。

短期的な期間で見ると、2/15前後が変化日で、ここの目標価格20200円を下回らなかったため、一旦今回の暴落相場は「短期的」には一旦底打ちです。

ここから2月末に次の変化日が23000円近くにあるため、月末まではか安定して上昇していくでしょう。

その後も更に上昇が続くか、戻り天井となるかは、その時の株価を見なければ判断できないので、月末にまた考えればよいでしょう。

まとめると、「短期」では買い、「中期」では売り、ということになりますので、どちらのスタンスで投資するかを決めてから売買していきましょう。