<動意株・6日>(大引け)=シグマクシス、アトラ、マルハニチロなど
シグマクシス<6088.T>=大幅高で、昨年来高値を更新。同社は5日取引終了後に、18年3月期第3四半期累計(17年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は8億600万円(前年同期比52.7%増)となり、通期計画9億5000万~10億5000万円に対する順調な進捗が好感されているようだ。売上高は83億3800万円(同6.4%増)で着地。コンサルティングサービスの売り上げが伸びたほか、内製化による利益率改善などが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
アトラ<6029.T>=一時ストップ高。同社は5日の取引終了後、集計中の17年12月期単独業績について、営業利益が従来予想の3億2600万円から4億3500万円(前の期比48.5%増)へ、純利益が1億9600万円から3億100万円(同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、全般安もあって買いが集中しているようだ。国家資格者の採用状況などが改善せず、ほねつぎチェーンのオープン件数が計画を下回ったことで、売上高は44億6900万円から37億5900万円(同15.6%増)へ下振れたものの、機材や消耗品の販売およびセミナーの売上高が増加したことなどで利益面は計画を上振れたとしている。また、業績の上振れ着地に伴い、従来3円を予定していた期末一括配当を50銭増額し、3円50銭にするとあわせて発表した。
マルハニチロ<1333.T>=全体急落相場のなかで買い優勢。同社は5日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を9000億円から9100億円(前期比4.2%増)へ、最終利益を135億円から155億円(同0.3%増)へ修正した。最終利益は2ケタ減益予想にあったが小幅ながら増益見通しに変わった。共働き世帯の増加を背景とした調理の時短ニーズが高まるなか、冷凍食品などの需要が伸びており、収益に貢献している。水産株はディフェンシブ銘柄的な要素もあり、全般波乱相場の中にあっても売り圧力は限定的だ。
国際のETF VIX短期先物指数<1552.T>=ストップ高。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。5日の米VIX指数は、前週末に比べ20.01(2.1倍)高の37.32に急騰している。NYダウは5日、前週末比1175.21ドル安の2万4345.75ドルと、過去最大の下げ幅を記録した。米長期金利の上昇を背景にした投資家心理の悪化を受け、リスク回避の動きが強まった。下げ幅は一時、1600ドルに迫る全面安となった。
クリエイト<3024.T>=ストップ高。同社は5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高231億8800万円(前年同期比3.2%増)、営業利益2億6400万円(同75.8%増)、純利益1億6100万円(同4.3倍)と大幅増益となったことに加えて、記念配当2円の実施と株主優待制度の導入もあわせて発表しており、これらを好感した買いが入っている。記念配当は、18年3月31日に設立70周年を迎えることを記念して実施する。これにより期末配当は10円、年間配当は14円となり、前期実績の年12円に対して2円の増配となる予定。また、株主優待では毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、クオカード1000円分を贈呈するとしている。
日本冶金工業<5480.T>=3日ぶり反発。同社は5日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を1150億円から1180億円(前期比4.5%増)へ、営業利益を33億円から41億円(同5.8%減)へ、最終利益を12億円から37億円(同57.5%増)へそれぞれ増額した。ステンレス特殊鋼業界では、国内景気の穏やかな回復継続を受けた堅調な需要により市中在庫にはタイト感が見られ、高水準の国内生産が続いた。今後も国内外での穏やかな景気回復を背景とした需要増が続くと想定される。このような状況下、コストに応じた販売価格の適正化の効果や、連結子会社の業績が好調に推移していることが寄与している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
アトラ<6029.T>=一時ストップ高。同社は5日の取引終了後、集計中の17年12月期単独業績について、営業利益が従来予想の3億2600万円から4億3500万円(前の期比48.5%増)へ、純利益が1億9600万円から3億100万円(同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、全般安もあって買いが集中しているようだ。国家資格者の採用状況などが改善せず、ほねつぎチェーンのオープン件数が計画を下回ったことで、売上高は44億6900万円から37億5900万円(同15.6%増)へ下振れたものの、機材や消耗品の販売およびセミナーの売上高が増加したことなどで利益面は計画を上振れたとしている。また、業績の上振れ着地に伴い、従来3円を予定していた期末一括配当を50銭増額し、3円50銭にするとあわせて発表した。
マルハニチロ<1333.T>=全体急落相場のなかで買い優勢。同社は5日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を9000億円から9100億円(前期比4.2%増)へ、最終利益を135億円から155億円(同0.3%増)へ修正した。最終利益は2ケタ減益予想にあったが小幅ながら増益見通しに変わった。共働き世帯の増加を背景とした調理の時短ニーズが高まるなか、冷凍食品などの需要が伸びており、収益に貢献している。水産株はディフェンシブ銘柄的な要素もあり、全般波乱相場の中にあっても売り圧力は限定的だ。
国際のETF VIX短期先物指数<1552.T>=ストップ高。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。5日の米VIX指数は、前週末に比べ20.01(2.1倍)高の37.32に急騰している。NYダウは5日、前週末比1175.21ドル安の2万4345.75ドルと、過去最大の下げ幅を記録した。米長期金利の上昇を背景にした投資家心理の悪化を受け、リスク回避の動きが強まった。下げ幅は一時、1600ドルに迫る全面安となった。
クリエイト<3024.T>=ストップ高。同社は5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高231億8800万円(前年同期比3.2%増)、営業利益2億6400万円(同75.8%増)、純利益1億6100万円(同4.3倍)と大幅増益となったことに加えて、記念配当2円の実施と株主優待制度の導入もあわせて発表しており、これらを好感した買いが入っている。記念配当は、18年3月31日に設立70周年を迎えることを記念して実施する。これにより期末配当は10円、年間配当は14円となり、前期実績の年12円に対して2円の増配となる予定。また、株主優待では毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、クオカード1000円分を贈呈するとしている。
日本冶金工業<5480.T>=3日ぶり反発。同社は5日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を1150億円から1180億円(前期比4.5%増)へ、営業利益を33億円から41億円(同5.8%減)へ、最終利益を12億円から37億円(同57.5%増)へそれぞれ増額した。ステンレス特殊鋼業界では、国内景気の穏やかな回復継続を受けた堅調な需要により市中在庫にはタイト感が見られ、高水準の国内生産が続いた。今後も国内外での穏やかな景気回復を背景とした需要増が続くと想定される。このような状況下、コストに応じた販売価格の適正化の効果や、連結子会社の業績が好調に推移していることが寄与している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
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