ファンダメンタルに変化はない?
日経平均は、先週末の終値23274.53から大幅に下落。2月6日の前引けは21487.87で、先週末比で約2,000円の下落となっています。
為替も本日12時現在で108.70前後と先週末の終値110.125から1円50銭程度円高。
金利も先週末に発表された雇用統計の日農業部門雇用者数が市場予想の前月比18万人増に対し前月比20万人増、平均時給も市場予想の前月比+0.2%に対し前月比+0.3%と強い結果だったことを受けて米10年債利回りが先週末2.841%まで大きく上昇。
この金利の上昇をきっかけに、株式が下落しはじめたわけですが、今週に入り株式の下落を受けたリスクオフにより米国債が買われ10年債利回りも2.6%台まで低下しています。
昨日1日の為替を見ても、日本円、スイスフラン、米ドルの順に買われていることからも、今回の株価下落を受けたリスクオフによる為替変動だということが読み取れます。
まず、ファンダメンタル的な観点で言えば米国を中心として世界の景気は緩やかに拡大している中、日米の企業業績も悪いわけではありません。
これまで、米株を買えば儲かるといった市場心理があり、それにより積み上がっていた買いポジションが、連鎖的に巻き戻しされたと考えられます。
ただし、一旦、弱気にそれでは、この株価の下落はどこまで続くのかということです。
日経225の週足チャートの移動平均線を見ると、それぞれの移動平均の方向性や順位からは未だ上昇トレンド継続と読み取れるものの、ストキャスティクスも80%を超える高い水準から下降基調で推移、相場は13週移動平均線と26週移動平均線を割り込んでおり、今週末終値ベースで26週移動平均線が維持できるかどうかが、ポイントになりそうです。
終値ベースでこれを上回ってくるようであれば再度強気で見ていいと思いますが、そうではない場合、週足チャートベースでは52週移動平均線21,000前後に向かって下落する可能性が出てきます。
為替も本日12時現在で108.70前後と先週末の終値110.125から1円50銭程度円高。
金利も先週末に発表された雇用統計の日農業部門雇用者数が市場予想の前月比18万人増に対し前月比20万人増、平均時給も市場予想の前月比+0.2%に対し前月比+0.3%と強い結果だったことを受けて米10年債利回りが先週末2.841%まで大きく上昇。
この金利の上昇をきっかけに、株式が下落しはじめたわけですが、今週に入り株式の下落を受けたリスクオフにより米国債が買われ10年債利回りも2.6%台まで低下しています。
昨日1日の為替を見ても、日本円、スイスフラン、米ドルの順に買われていることからも、今回の株価下落を受けたリスクオフによる為替変動だということが読み取れます。
まず、ファンダメンタル的な観点で言えば米国を中心として世界の景気は緩やかに拡大している中、日米の企業業績も悪いわけではありません。
これまで、米株を買えば儲かるといった市場心理があり、それにより積み上がっていた買いポジションが、連鎖的に巻き戻しされたと考えられます。
ただし、一旦、弱気にそれでは、この株価の下落はどこまで続くのかということです。
日経225の週足チャートの移動平均線を見ると、それぞれの移動平均の方向性や順位からは未だ上昇トレンド継続と読み取れるものの、ストキャスティクスも80%を超える高い水準から下降基調で推移、相場は13週移動平均線と26週移動平均線を割り込んでおり、今週末終値ベースで26週移動平均線が維持できるかどうかが、ポイントになりそうです。
終値ベースでこれを上回ってくるようであれば再度強気で見ていいと思いますが、そうではない場合、週足チャートベースでは52週移動平均線21,000前後に向かって下落する可能性が出てきます。