ダウ平均2万6000ドル突破、日本株は26年ぶりの大台達成!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2018/01/18 18:26

再度大台の2万4000円を目指して上昇する期待が持てる

【1月18日の日経平均の動き】
18日の日経平均は前日比104円97銭安。
前日の米株市場でダウ工業株30種平均が2万6000ドルを突破した流れで、東京市場でも買いが先行し朝方に一時2万4000円に突入。
ただ、高値警戒感から国内投資家らから利益確定売りが出て、午後には下げに転じた。


【1月18日15時時点の為替相場】
一方で円相場は、18日15時56分時点では1ドル=111円18~19銭と、前日17時時点に比べ42銭の円安・ドル高水準で推移。
米経済の先行き見通しに楽観ムードが出始めドル買いが先行、日経平均株価の上昇に連動した円売りも出て下げ幅を広げた。


【1月19日に注目の業種】
為替が円安方向に進んでいる今、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できる。
日本市場全般で堅調な推移となる可能性があり、このような状況では以下に挙げるような、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したい。

<円安メリット業種>
※2013~2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種

1.電気機器(前週比+1.67%)
2.輸送用機器(同-1.01%)
3.化学(同-1.25%)
4.精密機器(同-1.38%)

これらのうち精密機器は、前週との比較で下落しており出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。

もし為替がこのまま円安に向かうのであれば日本株が上昇しやすい地合になると考えられるため、1月19日の日本株は【大幅高になる】と予測する。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想