<注目銘柄>=マクセルHD、18年3月期は上方修正の公算大
マクセルホールディングス<6810.T>は、昨年10月25日に高値2817円をつけて以降調整していたが、12月5日安値2258円で底を打ち、再騰機運を高めている。
10月27日に発表した第2四半期(17年4~9月)決算は、営業利益が45億7900万円(前年同期比57%増)となり、通期計画に対する進捗率は57%となったが、会社側は通期予想を据え置いた。
ただ、上期に好調だった民生用リチウムイオン電池や自動車市場向けコイン形リチウム電池、自動車向け光学部品などは引き続き堅調に推移しているとみられるほか、もともと同社の業績は下期型であることなどを考慮すると上方修正の公算は大で、営業利益100億円超が市場予想の平均となっている。
また、中長期的には宇部興産<4208.T>と合弁で進める塗布型リチウム2次電池用セパレータやジャパンディスプレイ<6740.T>と共同開発した有機ELディスプレーパネル蒸着用高精細ハイブリッドマスクに期待。前者はトヨタ自動車<7203.T>の4代目プリウスに採用されているほか、後者はJDIの有機ELの量産を控えており、収益への貢献が期待できる。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
10月27日に発表した第2四半期(17年4~9月)決算は、営業利益が45億7900万円(前年同期比57%増)となり、通期計画に対する進捗率は57%となったが、会社側は通期予想を据え置いた。
ただ、上期に好調だった民生用リチウムイオン電池や自動車市場向けコイン形リチウム電池、自動車向け光学部品などは引き続き堅調に推移しているとみられるほか、もともと同社の業績は下期型であることなどを考慮すると上方修正の公算は大で、営業利益100億円超が市場予想の平均となっている。
また、中長期的には宇部興産<4208.T>と合弁で進める塗布型リチウム2次電池用セパレータやジャパンディスプレイ<6740.T>と共同開発した有機ELディスプレーパネル蒸着用高精細ハイブリッドマスクに期待。前者はトヨタ自動車<7203.T>の4代目プリウスに採用されているほか、後者はJDIの有機ELの量産を控えており、収益への貢献が期待できる。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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