イタリア大手サプライヤーと提携で上振れ期待
北越製紙と紀州製紙が経営統合した印刷・情報用紙などの洋紙、白板紙、特殊紙などを扱う国内中堅の総合製紙メーカー。主力事業としては洋紙、白板紙などの紙パルプを展開する。
11月13日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比61.3%増の69.4億円に拡大し、従来予想の55億円を上回って着地した。海外子会社の業績が好調かつ為替差益の発生があったことが寄与。
先月、連結子会社のビーエフ&パッケージが三菱商事パッケージング(東京都中央区)と共同で、イタリアの大手無菌充填システムサプライヤーのIPI社と飲料用紙容器および無菌充填システムの独占的販売契約を締結したと発表している。同社ではIPI社との提携を通じて、再生可能な木材繊維を使用した環境負荷が小さくロングライフな紙容器の普及を図るとしており、業績への貢献が期待される。
チャート面では17年11月28日の安値から徐々に下値を切り上げてきており、一方で同年6月20日と11月9日の高値を結んだ上値抵抗線をジリジリと抜けてきており、次第に買い意欲が強くなってきていると見て取れる。5日線・25日線・75日線も上向きになってきており、5日線と75日線がゴールデンクロスとなれば、上昇に弾みがつくだろう。
業種:パルプ・紙
時価総額:1429.2億円
PER:12.98倍
PBR:0.69倍
11月13日の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比61.3%増の69.4億円に拡大し、従来予想の55億円を上回って着地した。海外子会社の業績が好調かつ為替差益の発生があったことが寄与。
先月、連結子会社のビーエフ&パッケージが三菱商事パッケージング(東京都中央区)と共同で、イタリアの大手無菌充填システムサプライヤーのIPI社と飲料用紙容器および無菌充填システムの独占的販売契約を締結したと発表している。同社ではIPI社との提携を通じて、再生可能な木材繊維を使用した環境負荷が小さくロングライフな紙容器の普及を図るとしており、業績への貢献が期待される。
チャート面では17年11月28日の安値から徐々に下値を切り上げてきており、一方で同年6月20日と11月9日の高値を結んだ上値抵抗線をジリジリと抜けてきており、次第に買い意欲が強くなってきていると見て取れる。5日線・25日線・75日線も上向きになってきており、5日線と75日線がゴールデンクロスとなれば、上昇に弾みがつくだろう。
業種:パルプ・紙
時価総額:1429.2億円
PER:12.98倍
PBR:0.69倍