東京株式(大引け)=127円安、先物主導で後場終盤に下げ幅拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/28 16:00
 28日の東京株式市場は売り買い交錯で始まった後、日経平均株価は前日終値を挟んでの攻防となったが、後場終盤に下げ幅を広げる格好となった。

 大引けの日経平均株価は前日比127円23銭安の2万2783円98銭と反落。東証1部の売買高概算は9億9736万株、売買代金概算は1兆7305億6000万円。値上がり銘柄数は606、対して値下がり銘柄数は1353、変わらずは103銘柄だった。

 きょうの東京市場は、主力株全般模様眺めムードの強い展開となった。前場は中小型株が物色されたが、前場高かった銘柄も後場に入ると値を消すものが相次いだ。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに反発したものの、発表された12月の米消費者信頼感指数は市場コンセンサスを下回ったことで警戒感も漂い、年明けの米雇用統計発表を見極めたいとの思惑から、東京市場は上値の重い展開を強いられた。前場は小型株指数がプラス圏で強い動きをみせるなど、時価総額の小さい銘柄には個人投資家を中心とする買いが目立った。しかし、後場終盤になると、年末特有の手仕舞い売りが顕在化し、為替の円高進行と歩調を合わせ、先物主導で午後2時過ぎあたりから全般大きく売り優勢に傾いた。日経平均は引け間際に170円以上下げる場面もあった。売買高は前日とほぼ同水準にとどまり2兆円を大きく下回っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが値を下げたほか、売買代金トップの任天堂<7974.T>も軟調。ファーストリテイリング<9983.T>ファナック<6954.T>が冴えず、オムロン<6645.T>も安い。オプトラン<6235.T>が大幅安となったほか、アカツキ<3932.T>ペッパーフードサービス<3053.T>も大きく売られた。愛眼<9854.T>カチタス<8919.T>レオパレス21<8848.T>、VOYAGE GROUP<3688.T>なども下落した。

 半面、住友金属鉱山<5713.T>が物色人気となったほか、SGホールディングス<9143.T>も上昇した。ニトリホールディングス<9843.T>も買い優勢。ミタチ産業<3321.T>が急上昇、サイボウズ<4776.T>石川製作所<6208.T>も値を飛ばした。ヒマラヤ<7514.T>片倉工業<3001.T>なども大きく上値を追った。北の達人コーポレーション<2930.T>が高く、横河ブリッジホールディングス<5911.T>も買われた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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