【売り】野村ホールディングス(8604) 大幅高も、23000円が節目として意識される

著者:田村祐一
投稿:2017/12/18 22:47

○注目銘柄:野村ホールディングス(8604)【売り】

○注目理由
米国の税制改革法案が成立する期待が高まったことで、先週末のNYダウは大幅に上昇し、過去最高値を更新しました。日本株市場でも、この流れを引き継ぎ買い優勢で推移し、日経平均株価は前営業日比+348円55銭高の22901円77銭で引けました。また、日米の投資家がリスクオンに動いたことで、米ドル為替は1ドル112円台後半にまで円安進行しました。

11月以降、日経平均株価23000円は日本株市場の上値抵抗線になっています。しかし、先週末に米国の税制改革が成立する見通しになったことで、材料出尽くしとなり、23000円をブレイクアウトする材料に乏しいと考えます。よって、19日の日本株市場は株価が調整する可能性が高いでしょう。同社の株価を見ても、本日に大幅な上昇を見せたものの、大きな上ヒゲを付けたことや、680円が節目になっていることを考慮すると、19日は売りに押される可能性が高いと判断しました。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
922.0
(15:00)
+8.0
(+0.87%)