25日線割れから買い下がりイメージでしたが

著者:斉藤紀彦
投稿:2017/12/16 13:58

先物夜間取引は22680 +160円高でした

先物夜間取引の安値は22470 -50円安、高値は22710 +190円高で、終値は22680 +160円高でした。

自社サイトでは、金曜日前場に25日線(15日現在:22548円)を割り込んだところから、目先の買い下がり開始のイメージと書いてきましたが、その後の日経平均の安値は22478円、先物の安値は日中取引の22440円で止まり、週明けの東京市場は高く始まりそうです。

ドル円が円安に振れたことや、米国株市場でハイテク株が上昇したことも追い風になりますので、1日の高値22994円と12日の高値22994円で形成しているダブルトップを上抜いて、調整入りを否定する格好になる可能性も出てきました。

一方で海外投資家はクリスマス休暇に入っていますので、買い戻し一巡後に上値を追うのは難しい部分もあります。

目先の下値不安は後退しましたが、だからといって大型株を追いかけるよりも、やはり年末にかけては中小型株でリバウンドを狙う方がいいと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想