外為サマリー:1ドル112円10銭台で推移、米10年債利回りは伸び悩み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/15 17:16
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=112円12銭前後と、前日午後5時時点に比べ60銭強のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は、この日の安値圏で冴えない動きとなっている。日経平均株価や上海総合株価指数が下落したことに加え、時間外取引で米10年債の利回りが伸び悩んでいることが影響しているもよう。また、13日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年の政策金利見通しが据え置かれたことや、米税制改革の先行きに不透明感が出ていることもドルを買いにくくさせているようだ。

 ユーロは対円で1ユーロ=132円20銭前後と同1円強のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1791ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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