午後:債券サマリー 先物は小反落、FOMC結果待ちの様相

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/13 15:53
 13日の債券市場で、先物中心限月18年3月限は小反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちといった様相で、相場の方向感は定まらなかった。

 債券先物は前日終値でスタートするなど、全般的に模様眺めムードが強い展開だった。日経平均株価が後場に入り一段安となったことを手掛かりに151円00銭まで上昇する場面もあったが、あす14日に20年債入札を控えた動きにくさもあり買いは続かなかった。なお、この日は日銀の国債買いオペが実施され、「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」の応札倍率が前回から上昇した一方、「同5年超10年以下」の倍率は低下した。

 この日の先物18年3月限は150円92銭で始まり、高値は151円00銭、安値は150円89銭、終値は前日比1銭安の150円91銭。出来高は2兆9016億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%上昇の0.045%、20年債が同0.005%上昇の0.565%、30年債が同0.005%上昇の0.815%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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