来週の株式相場見通し=強含みで値固めの動き、国内投資家の物色意欲は頑強
来週(27日~12月1日)の東京株式市場は、高値圏での売り買いが拮抗する地合いながら、次の上昇局面に向けて、強含みで値固めする動きが想定される。日経平均株価の想定レンジは2万2300~2万2900円を予想する。
市場関係者からは「きょうは現物株式の取引時間中、外国為替市場では1ドル=111円台前半と、前営業日22日に比べて円高・ドル安が進行していたにも関わらず、日経平均株価は後場なかごろから前営業日比でプラス圏に浮上した。これは、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待思惑に加え、安倍首相が午後に、浜田内閣官房参与や、金融緩和に積極的とされる本田駐スイス大使と会談したことで、日銀総裁人事に関する思惑も広がったことがプラスに作用したようだ。いずれにしても、海外投資家の参加が限定的となるなかで、週末にも関わらず国内投資家の物色意欲の強さを示す結果となった」との見方が出ていた。
日程面では、10月の企業向けサービス価格指数(27日)、10月の商業動態統計(29日)、国際ロボット展(29日~12月2日まで)、10月の鉱工業生産指数(30日)、10月の消費者物価・家計調査・労働力調査・有効求人倍率・7~9月期の法人企業統計、11月の自動車販売台数(1日)に注目。
海外では、米10月の新築住宅販売件数(27日)、米11月のCB消費者信頼感指数、米9月のS&PコアロジックCS住宅価格指数(28日)、米7~9月期のGDP改定値(29日)、中国11月の製造業PMI、米10月の個人所得・個人支出、OPEC定例総会(30日)、米11月のISM製造業景況指数、米11月の新車販売台数(1日)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうは現物株式の取引時間中、外国為替市場では1ドル=111円台前半と、前営業日22日に比べて円高・ドル安が進行していたにも関わらず、日経平均株価は後場なかごろから前営業日比でプラス圏に浮上した。これは、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの期待思惑に加え、安倍首相が午後に、浜田内閣官房参与や、金融緩和に積極的とされる本田駐スイス大使と会談したことで、日銀総裁人事に関する思惑も広がったことがプラスに作用したようだ。いずれにしても、海外投資家の参加が限定的となるなかで、週末にも関わらず国内投資家の物色意欲の強さを示す結果となった」との見方が出ていた。
日程面では、10月の企業向けサービス価格指数(27日)、10月の商業動態統計(29日)、国際ロボット展(29日~12月2日まで)、10月の鉱工業生産指数(30日)、10月の消費者物価・家計調査・労働力調査・有効求人倍率・7~9月期の法人企業統計、11月の自動車販売台数(1日)に注目。
海外では、米10月の新築住宅販売件数(27日)、米11月のCB消費者信頼感指数、米9月のS&PコアロジックCS住宅価格指数(28日)、米7~9月期のGDP改定値(29日)、中国11月の製造業PMI、米10月の個人所得・個人支出、OPEC定例総会(30日)、米11月のISM製造業景況指数、米11月の新車販売台数(1日)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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