午前:債券サマリー 先物は反落、日銀オペ減額で需給の緩みを意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/24 11:48
 24日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。日銀がこの日に実施する国債買いオペで、「残存期間25年超」の買い入れ額を前回から100億円減額すると通知したことが影響した。

 債券先物は売り先行でスタート。23日の米市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、足もとで6日続伸していることによる反動売りが出た。日経平均株価の下落を背景に下げ渋る場面もあったが、日銀が国債買いオペを通知したことをきっかけに軟化。需給の緩みが意識され、一時150円94銭まで下落した。なお、「残存期間10年超25年以下」と「物価連動債」の買い入れ額は前回から据え置かれている。

 午前11時の先物12月限の終値は22日に比べ14銭安の151円01銭。出来高は2兆1311億円だった。10年債の利回りは同0.010%上昇の0.030%、20年債は同0.015%上昇の0.575%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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