外為サマリー:1ドル112円50銭前後で推移、北朝鮮リスクも意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/21 10:29
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円58銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安で推移している。

 20日のニューヨーク市場では、米10年債利回りやNYダウの上昇を受け、ドルは堅調に推移。米10月景気先行総合指数が市場予想を上回ったことも好感され一時、112円71銭まで上昇した。ただ、米税制改革の行方を確かめたいとの見方も強く、112円60銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場は112円50銭前後で推移。22日に発表される10月31日~11月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が注目されているほか、23日は祝日で日米市場ともに休場となることもあり、やや様子見姿勢が強まっている。トランプ米大統領が北朝鮮をテロ支援国家に指定したことを受け、北朝鮮が再度、挑発的行為に出てくることを懸念する見方もある。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1740ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円18銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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