東京株式(大引け)=97円安、利益確定売りに押され17日ぶり反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/25 15:50
 25日の東京株式市場は、米株高などを背景に日経平均が朝方は高く始まったものの、後場後半になって値を崩し、17日ぶりの反落となった。

 大引けの日経平均株価は前日比97円55銭安の2万1707円62銭と反落。東証1部の売買高概算は19億6843万株、売買代金概算は3兆3155億6000万円。値上がり銘柄数は582、対して値下がり銘柄数は1366、変わらずは84銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが160ドルを超える上昇で最高値を更新したことや、外国為替市場でも1ドル=114円近辺まで円安が進行したことなどを受け、買い優勢で始まった。しかし、前日まで日経平均は16日続伸で過去最長の連騰記録となっていただけに目先過熱感も意識され、終盤になって利益確定売りを急ぐ動きが顕在化した。26日のECB理事会でテーパリング(量的緩和縮小)を決定する公算が大きく、それを前にキャッシュポジションを高める動きが下げを助長する形となった。もっとも、銀行や保険など金融株が支え、大引けは下げ渋り、下げ幅は100円を下回った。売買代金は3兆3000億円強と5カ月半ぶりの水準に膨らんでいる。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、東京エレクトロン<8035.T>も後場マイナス圏に沈んだ。安川電機<6506.T>キーエンス<6861.T>も安い。平和<6412.T>が大幅安となり、日立金属<5486.T>豊和工業<6203.T>なども急落した。SMK<6798.T>が売られ、enish<3667.T>、電通<4324.T>も値を下げた。ジャフコ<8595.T>も売りに押された。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが堅調。SUMCO<3436.T>の上値追いも続いている。コマツ<6301.T>が上昇、住友化学<4005.T>も買われた。北の達人コーポレーション<2930.T>双信電機<6938.T>が値を飛ばし、東邦亜鉛<5707.T>栗田工業<6370.T>なども急伸。ヤマシンフィルタ<6240.T>ペッパーフードサービス<3053.T>宝ホールディングス<2531.T>も高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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