東京株式(大引け)=9円高、売り物こなし歴代1位タイの14連騰達成

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/20 16:02
 20日の東京株式市場は売り優勢で始まったものの、その後押し目買いが入り、日経平均株価は戻り足に転じた。前日終値を挟んでの往来を経て、大引けにかけ買いが厚くなり小幅続伸。過去最長連騰記録と並んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比9円12銭高の2万1457円64銭と14日続伸。東証1部の売買高概算は15億2222万株、売買代金概算は2兆4705億4000万円。値上がり銘柄数は890、対して値下がり銘柄数は1048、変わらずは93銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は利益確定の売り優勢で始まった。前日の米国株市場ではNYダウは小幅プラス圏で着地したもののナスダック指数は安く、連騰疲れのあった日経平均はいったん下値を探る展開に。衆院選投開票を目前に控えているほか、北朝鮮リスクや欧州政治に対する不透明感も重荷となった。ただ、下値では国内外の機関投資家から好業績期待の押し目買いが観測され、売り一巡後はプラス圏に切り返す展開に。海外ファンド筋の先物を絡めた買い戻しなども寄与したとみられる。途中、外国為替市場でドルが買われ1ドル=113円台前半へと円安に振れたことも、主力株中心に追い風材料となった。日経平均の上値も重く、最後までプラス圏とマイナス圏両にらみの展開をみせたが、結局小幅ながら高く引けた。14日続伸は1960年12月から61年1月にかけて記録して以来のことで、約56年9カ月ぶり。週明け23日に歴代単独1位の15日続伸を目指す。

 個別では、任天堂<7974.T>ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、東京エレクトロン<8035.T>信越化学工業<4063.T>も堅調。enish<3667.T>トーセ<4728.T>が値を飛ばし、さが美<8201.T>も物色人気となった。GMOインターネット<9449.T>ネットワンシステムズ<7518.T>が買いを集め、第一工業製薬<4461.T>も上昇した。ヤクルト本社<2267.T>サノヤスホールディングス<7022.T>なども高い。

 半面、断トツの売買代金をこなした神戸製鋼所<5406.T>はマイナス圏で着地。日産自動車<7201.T>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも冴えない。豊和工業<6203.T>モバイルファクトリー<3912.T>が大幅安、ユニプレス<5949.T>も売られた。竹内製作所<6432.T>JVCケンウッド<6632.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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