外為サマリー:一時1ドル112円30銭台へ上昇、次期FRB議長の選任を注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/17 10:37
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円23銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭程度のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、トランプ米大統領が次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長としてタカ派寄りの姿勢で知られるテイラー教授を高く評価したと伝わると、ドルは買い優勢となり一時112円28銭まで上昇した。結局、112円10銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場も、底堅く推移。午前9時40分過ぎに一時112円30銭まで値を上げた。日経平均株価は続伸するなか、ドルは高止まりしている。トランプ米大統領は19日にFRBの次期議長の人事を巡りイエレン議長と会談する方向とも伝えられており、次期FRB議長の選任の行方が市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1786ドル前後と同0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=132円28銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。スペイン・カタルーニャ州の独立問題の行方などが注目されている。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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