東京株式(大引け)=63円安、個別物色意欲旺盛も配当落ち分を埋められず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/27 15:39
 27日の東京株式市場は利益確定の売りを反映して日経平均は続落となった。ただ、130円程度の配当落ち分があるため、実質的には強い地合いだったといえる。

 大引けの日経平均株価は前日比63円14銭安の2万267円5銭と続落。東証1部の売買高概算は12億227万株、売買代金概算は2兆839億8000万円。値上がり銘柄数は815、対して値下がり銘柄数は895、変わらずは90銘柄だった。

 きょうの東京市場は、9月末の配当権利落ち日で全体指数に下げ圧力が働いた。配当落ち分は130円程度とみられるが、それを埋めることはできなかった。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら4日続落したが、ハイテク株の切り返しでナスダック指数は反発。外国為替市場では1ドル=112円台前半で円安に推移したことで、外部環境面では全体相場に追い風となった。目先高値警戒感からの利益確定売りの動きが重荷となり、全体指数はマイナスだったが、個別材料株の一角が物色人気となるなど値上がり銘柄数も800を超えた。ただ、中小型株志向の地合いだったこともあって売買代金はかろうじて2兆円を上回る水準にとどまった。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が軟調、キーエンス<6861.T>も売り優勢。武田薬品工業<4502.T>も値を下げた。トリドールホールディングス<3397.T>ヴィア・ホールディングス<7918.T>コロワイド<7616.T>などが大幅安となったほか、サンリオ<8136.T>りらいあコミュニケーションズ<4708.T>ゼンショーホールディングス<7550.T>なども下落した。

 半面、任天堂<7974.T>が堅調、日本電産<6594.T>村田製作所<6981.T>もしっかり。クロップス<9428.T>が値幅制限いっぱいに買われ、みなと銀行<8543.T>関西アーバン銀行<8545.T>はいずれも急伸。日本CMK<6958.T>が値を飛ばしたほか、東海カーボン<5301.T>も物色人気となった。フィックスターズ<3687.T>が上値追い、古河電池<6937.T>保土谷化学工業<4112.T>なども大きく買われた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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