東京株式(大引け)=102円高、北朝鮮ミサイル発射も買いの勢い強い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/15 16:03
 15日の東京株式市場は、朝方に北朝鮮のミサイル発射のニュースに身構えたものの、日経平均は頑強な値動きをみせ、後場に入ると一段高に買われた。

 大引けの日経平均株価は前日比102円06銭高の1万9909円50銭と反発。東証1部の売買高概算は19億8644万株、売買代金概算は2兆8921億円。値上がり銘柄数は1363、対して値下がり銘柄数は563、変わらずは101銘柄だった。

 きょうの東京市場は、予想以上に強い地合いだったといえる。前場取引開始前に北朝鮮がミサイルを発射し北海道上空を通過して太平洋上に落下、地政学リスクの再燃が意識されたが、日経平均は朝方こそ軟調だったものの、その後は買い優勢に転じた。前日の米国株市場ではNYダウが3日連続で最高値を更新するなど強調展開を続けており、相対的に出遅れる東京市場では主力株などに海外投資家の押し目買いやヘッジファンド系資金の買い戻しも指摘されている。後場に入ると日経平均は一段高。ショートポジションの巻き戻しが加速し、1万9900円台に買われた。3連休前ということもあり、大引け間際に手仕舞い売りが出たが、高値水準を保った。証券株が堅調だったほか、精密、機械株など輸出業種も強い。全体売買代金は2兆9000億円近くに膨らんだ。

 個別では、売買代金トップの任天堂<7974.T>が買われ、トヨタ自動車<7203.T>など自動車株が総じてしっかり。東京エレクトロン<8035.T>ダイキン工業<6367.T>も堅調。オハラ<5218.T>がストップ高となり、ラサ商事<3023.T>古河電池<6937.T>も値幅制限上限に買われた。GSIクレオス<8101.T>安永<7271.T>が物色人気、ウィルグループ<6089.T>も高い。昭和電工<4004.T>ステラ ケミファ<4109.T>も商いを伴い上昇。Hamee<3134.T>アイフル<8515.T>も高い。

 半面、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が冴えず、花王<4452.T>も軟調。ダイニック<3551.T>が利益確定売りに下げ、J.フロント リテイリング<3086.T>エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>など百貨店株も売られた。コーセー<4922.T>資生堂<4911.T>が下落、ピジョン<7956.T>の下げも目立った。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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