東京株式(大引け)=38円高、米株上昇と円高一服受け4日ぶり反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/07 15:57
 7日の東京株式市場は買い優勢の展開となり、日経平均株価は一時120円以上の上昇をみせた。ただ、後場に入ると戻り売りが出て伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比38円55銭高の1万9396円52銭と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は15億2648万株、売買代金概算は2兆448億4000万円。値上がり銘柄数は1432、対して値下がり銘柄数は485、変わらずは107銘柄だった。

 きょうの東京市場は、リスク回避姿勢が和らぎ終始買いが優勢だった。前日の米国株市場では債務上限の引き上げ問題に関して最終合意のメドがついたとの観測からNYダウなど主要指数が上昇、外国為替市場でも足もと円高が一服したことで投資家心理が改善した。一方、今週9日に建国記念日を迎える北朝鮮の動向が引き続き警戒されている。あすにメジャーSQを控えていることもあって、後場に入ると手仕舞い売りに日経平均は上げ幅を縮小、大引けは1万9400円台に届かなかった。個別には中小型株中心に買い気は強く、東証1部全体の7割にあたる銘柄が上昇、売買代金も前日に続いて活況の目安とされる2兆円を上回った。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>が高く、コマツ<6301.T>も買われた。オリジン電気<6513.T>が売買高急増のなかストップ高を演じ、モリテック スチール<5986.T>三井ハイテック<6966.T>も値幅制限上限まで上昇し大引けに買い物を残す人気。このほか、安永<7271.T>もストップ高。オハラ<5218.T>などが値を飛ばした。新日本理化<4406.T>丹青社<9743.T>タムラ製作所<6768.T>なども大幅高となった。

 半面、任天堂<7974.T>が冴えず、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。東京海上ホールディングス<8766.T>も下げた。ボルテージ<3639.T>が急落したほか、大阪ソーダ<4046.T>、鳥貴族<3193.T>も大きく値を下げている。ダブル・スコープ<6619.T>ペプチドリーム<4587.T>が売られ、新光電気工業<6967.T>山陽特殊製鋼<5481.T>なども下落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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