【買い】スクウェア・エニックスホールディングス（9684）年初来高値更新なるか◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

ゲーム関連、上昇中

先週末8月18日は日経平均▼232.22円の19470.41円、TOPIXは▼17.46ポイントの1597.36と大きく下げました。またニューヨークも3指数ともに下落、現在CME日経先物は19500円（円建て）、為替も109.37円と推移しています。

今週は21日から米韓の軍事予行練習の予定、24日からはジャクソンホール会合が予定されているため、今週も外部環境の様子を睨みながらの相場展開が予想されます。
北朝鮮の地政学リスクへの警戒、欧州でのテロ事件によるリスクオンモード、地政学リスクと関係のないゲームセクターから上昇中の銘柄をピックアップします。

【スクウェア・エニックスホールディングス】
ゲーム中心のデジタルエンタテイメントコンテンツの開発・販売を主力とする。「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」などの人気ソフトを抱える。18日にPS4対応ソフト「DISSIDIA FINAL FANTASY NT」の発売を発表。

18年第１四半期（4-6月）連結経常利益は前年同期比2.1倍の132億円に急拡大、通期計画進捗率は48.3％の275億円で着地した。営業利益も市場予想100億円に対し、128億円。前期に発売したソフトのリピート販売、スマートデバイス向けコンテンツの既存タイトルの好調、ロイヤルティの一時収入計上が好業績に寄与した。

決算発表後の8月7日、ギャップアップで始まり日足でゴールデンクロス達成。16日に十字線をつけるも翌日は大陽線で上昇継続の強さを見せる。6月22日につけた年初来高値3930円に接近、切りあがってきていますので新高値更新を期待。

業種：情報・通信
時価総額：4780億円
PER：23.89倍
PBR：2.62倍