大王紙が大幅３日続落、４～６月期営業益８割減と報じられる

　大王製紙<3880.T>が大幅３日続落となっている。きょう付の日本経済新聞で「大王製紙の２０１７年４～６月期の連結営業利益は前年同期比８割減の１０億円程度にとどまったようだ」と報じられており、これを弱材料視した売りが出ているようだ。

　記事によると、原料に使う古紙の価格が上昇し、段ボールの採算が悪化したことに加えて、為替の円安で原材料の輸入コストも膨らんだという。さらに、原材料高を受けて値上げに取り組んだものの、紙製品の需要は鈍く、顧客に浸透しなかったとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）