ブライトパスがカイ気配スタート、「抗原特異的T細胞の製造方法」に関して国内基本特許が成立
ブライトパス・バイオ<4594.T>がカイ気配スタート。24日の取引終了後、東京大学と共同で、iPS細胞由来の若返り抗原特異的T細胞に関する基本特許が国内で成立したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
今回特許が成立した「抗原特異的T細胞の製造方法」は、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らの研究成果から生まれ、ブライトパス子会社のアドバンスト・イミュノセラピーが独占的実施権を付与され共同研究を実施しているもの。近年、がん免役細胞療法の一つとして、がん患者自身の末梢血中のT細胞を加工・培養して投与するT細胞療法の研究開発が進んでいるが、患者の末梢血から採取した時点や体外で処理している時点でT細胞が疲弊して機能性が落ちるという問題があった。今回特許が成立した発明では、一度iPS化を経ることで抗原特異性を保持したまま生物的活性の面で“若返った”T細胞の量産が可能となるため、より治療効果のあるT細胞療法の創生につながることが期待され、新たながん免疫細胞療法のための製造技術の確立に道筋をつけるとしている。なお、同件による18年3月期業績への影響はないとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
今回特許が成立した「抗原特異的T細胞の製造方法」は、東京大学医科学研究所の中内啓光教授らの研究成果から生まれ、ブライトパス子会社のアドバンスト・イミュノセラピーが独占的実施権を付与され共同研究を実施しているもの。近年、がん免役細胞療法の一つとして、がん患者自身の末梢血中のT細胞を加工・培養して投与するT細胞療法の研究開発が進んでいるが、患者の末梢血から採取した時点や体外で処理している時点でT細胞が疲弊して機能性が落ちるという問題があった。今回特許が成立した発明では、一度iPS化を経ることで抗原特異性を保持したまま生物的活性の面で“若返った”T細胞の量産が可能となるため、より治療効果のあるT細胞療法の創生につながることが期待され、新たながん免疫細胞療法のための製造技術の確立に道筋をつけるとしている。なお、同件による18年3月期業績への影響はないとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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