【売り】三菱UFJフィナンシャルグループ(8306) 円高進行で軟調な日本株の影響を受ける

著者:田村祐一
投稿:2017/07/25 00:10

〇注目銘柄:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)【売り】

〇注目理由
トランプ大統領の「ロシアゲート」問題による米国政治の不透明感を受け、リスク回避資産として円が買われています。米ドル為替が一時1ドル110円台後半にまで円高進行したことを受け、日本株市場では輸出関連株を中心に売りが広がり、前日比124円8銭安の19975円67銭で引けました。

米ドル為替のトレンドが、11日に114円台をつけて以降、短期的に円高方向に向かっていることから、輸出企業の多い日本株市場には逆風の流れになっています。そのため、景気敏感株である銀行株も軟調に推移する可能性が高いでしょう。また、米国長期金利が先月末から約3週間ぶりの低水準で推移していることで、業績悪化の懸念から同行株価も下落する可能性が高いと判断しました。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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