午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、日銀オペ減額も影響限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/24 11:48
 24日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。前週末21日の欧米債券相場が上昇したことや、この日の日経平均株価が下落したことが下支えとなった。

 債券先物は一時マイナス圏に沈む場面があった。日銀がこの日に実施する国債買いオペで、「残存期間5年超10年以下」の買い入れ額を前回から300億円減額の4700億円と通知したことで、需給の緩みが意識された。ただ、スパイサー米大統領報道官が辞任するなどトランプ米政権の不安定さもあって、安全資産とされる債券の下値は堅かった。

 午前11時の先物9月限の終値は前週末比2銭高の150円24銭。出来高は1兆701億円だった。10年債の利回りは前週末に比べ横ばいの0.065%、20年債は同横ばいの0.585%だった。



出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ