アルパイン反発、国内大手証券が目標株価を1900円に引き上げ◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/19 09:42
 アルパイン<6816.T>が反発。為替の円高局面で輸出株セクター全般に向かい風が吹くなか、強さを発揮、一時2.9%高の1737円まで上昇した。SMBC日興証券が18日付で同社株の目標株価を1700円から1900円に引き上げており(投資評価は「2」継続)、これをポジティブ視する買いが優勢となった。

 同証券ではアルパインの21年3月期以降の大型開発案件が大きく拡大せず、製品群では音響の再強化へと軸足をシフトしつつある中で、研究開発投資は緩やかに減少、相対的に抑えられる局面を迎えていることから、20年3月期にかけての増益確度は高いとの見解を示している。一方、21年3月期以降の中期で見た成長戦略には課題が残ると考えられることから、アルプス電気<6770.T>との協業の深化や、資本関係強化も含めた可能性なども注目としている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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