ドル円の日足は、今しばらく「三角持ち合い」を示唆
■先週は、19日にダドリー米ニューヨーク連銀総裁の労働市場の引き締まりで賃金が伸び、インフレも再び2%の目標に向かい始めるとの発言で111円台まで上昇しました。しかし、その後はイベントや主要米経済指標が無かったこともあり、様子見の展開となりました。また、原油価格が下げ止まったことも、リスクオフを抑制させることになりました。
■ここ最近の米経済指標は下振れが目立ち始めています。
先週末に発表された米製造業購買担当者景気指数52.1と予想の53.0に届かず、昨年9月以来の最低水準となり、米サービスPMI速報値も53.0と予想の53.7に届いていない状況で景気指標が今一つといった感じです。
やはり、年内追加利上げを行うにはインフレ指標に関わる数値が上向く必要性があり、逆に言えば裏づけする必要があるとみています。
■ドル円の日足は、今しばらく「三角持ち合い」を示唆
主要な移動平均線をみると・・・(以下は、23日引値ベース)
1. 50日線…111.22円
2. 75日線…111.27円
3. 100日線…111.80円
4. 200日線…110.91円
■主要移動平均線が100pips以内に集まっているのがわかります。
つまり、ドル円の価格としても居心地がいいのと同時に、それぞれの抵抗がぶつかり合っているので価格が意識されやすいのです。
あえて言うのであれば、次の200日線を下方向にブレイクするのであれば、三度目の正直につられてズル滑りの展開も可能性としてはあります。
しかし、3月から続くこの三角持ち合いは今しばらく続くのではないかとみています。
もしブレイクするのであれば、
上値…113円ミドル
下値…108円ミドル
このように考えています。逆に言えば、これを超えない範囲でカウンタートレードを仕掛けてみても妙味がありそうです。
■ここ最近の米経済指標は下振れが目立ち始めています。
先週末に発表された米製造業購買担当者景気指数52.1と予想の53.0に届かず、昨年9月以来の最低水準となり、米サービスPMI速報値も53.0と予想の53.7に届いていない状況で景気指標が今一つといった感じです。
やはり、年内追加利上げを行うにはインフレ指標に関わる数値が上向く必要性があり、逆に言えば裏づけする必要があるとみています。
■ドル円の日足は、今しばらく「三角持ち合い」を示唆
主要な移動平均線をみると・・・(以下は、23日引値ベース)
1. 50日線…111.22円
2. 75日線…111.27円
3. 100日線…111.80円
4. 200日線…110.91円
■主要移動平均線が100pips以内に集まっているのがわかります。
つまり、ドル円の価格としても居心地がいいのと同時に、それぞれの抵抗がぶつかり合っているので価格が意識されやすいのです。
あえて言うのであれば、次の200日線を下方向にブレイクするのであれば、三度目の正直につられてズル滑りの展開も可能性としてはあります。
しかし、3月から続くこの三角持ち合いは今しばらく続くのではないかとみています。
もしブレイクするのであれば、
上値…113円ミドル
下値…108円ミドル
このように考えています。逆に言えば、これを超えない範囲でカウンタートレードを仕掛けてみても妙味がありそうです。