東京株式(大引け)=65円安、円高含みで反落も値上がり銘柄多い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/23 15:59
 23日の東京株式市場は総じて利益確定売り優勢の地合いとなった。日経平均株価は途中高い場面もあったが、引けにかけて後場後半に下げ幅を広げた。

 大引けの日経平均株価は前日比65円00銭安の1万9613円28銭と3日ぶり反落。東証1部の売買高概算は15億4376万株、売買代金概算は2兆63億9000万円。値上がり銘柄数は978、対して値下がり銘柄数は904、変わらずは134銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに3日続伸と戻り足を強めたことで、リスクを取りやすい流れにあったが、外国為替市場で1ドル=111円を割り込むなど円高が進行、これを受けて日経平均は利益確定売りに押される展開を余儀なくされた。取引時間中は為替市場でドルが買い戻され、つれて日経平均もプラス圏に浮上する場面もあったが、後場は為替が再び円高に振れたのを横目に売り直された。英国でのイベント会場での爆発事件が買い手控えにつながったとの見方もある。大引け間際に下げ渋り1万9600円台で着地。中小型株の個別物色の動きもみられ、値上がり銘柄数が値下がりを上回った。その結果、東証1部の騰落レシオは大引け時点で149%台まで上昇、過熱感が引き続き意識される状況にある。全体の売買代金は活況の目安とされる2兆円をかろうじて上回った。

 個別では、SUMCO<3436.T>が軟調、ディー・エヌ・エー<2432.T>も大きく値を下げた。東京海上ホールディングス<8766.T>JAL<9201.T>も売りに押された。新日本電工<5563.T>が急落、オルトプラス<3672.T>平和<6412.T>も安い。エムアップ<3661.T>が利益確定売りに安く、クラリオン<6796.T>東邦亜鉛<5707.T>なども下落した。

 半面、任天堂<7974.T>が売買代金トップで買い優勢、JT<2914.T>も堅調。リクルートホールディングス<6098.T>も切り返しに転じた。武田薬品工業<4502.T>クラレ<3405.T>なども物色された。フジクラ<5803.T>が大幅高、東天紅<8181.T>も急動意となった。イーグル工業<6486.T>ヤマシンフィルタ<6240.T>アイロムグループ<2372.T>なども高い。熊谷組<1861.T>センコーグループホールディングス<9069.T>も上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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