◆決算発表一巡後のEPSの増加が焦点になりそう
9日(火)の日経平均は、テクニカル面の過熱感とファンダメンタル面の綱引きで一服の想定です。
国内が連休中の欧米市場は堅調な結果で、特に先週末はNYダウが21000ドルの節目を回復、S&P500とナスダック指数は史上最高値を更新しました。
さらにフランス大統領選挙の結果がマクロン氏の勝利となり、日経平均は連休をはさんで3日続伸し、大きく窓をあけて年初来高値更新になりました。
売買代金は3兆円を大きく超えており、大商いで高値ブレイクしたので、先高期待が高まる動きと考えられます。
しかしながら、今日の大幅上昇で25日線からのかい離率が5%を超えるなど、テクニカル面は過熱感が目立ってきましたから、ファンダメンタルの好転との綱引きになりそうです。
欧米株高やフランス大統領選挙の結果は好感材料ですが、日経平均が2万円に迫る大幅上昇の原動力は1株あたり利益(EPS)が大幅に増加した点だと考えています。
5月2日のEPSは1267.64円で、PER16倍で計算すると20282円になりますから、ファンダメンタル面から2万円台を回復してもおかしくありません。
ただし、日経平均のEPSは、決算発表の前半のピークを通過するタイミングで大幅に増加しています。
先週は大型連休の谷間で決算発表が少なく、今週末にかけて約2000社の決算発表を控えていますから、決算発表が一巡してEPSがどの程度増加するかが日経平均の水準を決めるポイントになりそうです。
今日の大幅上昇により、連休中の欧米株高と円安進行を一気に織り込んだと考えられるため、明日はテクニカル面の過熱感が意識されて上昇一服の想定です。
国内が連休中の欧米市場は堅調な結果で、特に先週末はNYダウが21000ドルの節目を回復、S&P500とナスダック指数は史上最高値を更新しました。
さらにフランス大統領選挙の結果がマクロン氏の勝利となり、日経平均は連休をはさんで3日続伸し、大きく窓をあけて年初来高値更新になりました。
売買代金は3兆円を大きく超えており、大商いで高値ブレイクしたので、先高期待が高まる動きと考えられます。
しかしながら、今日の大幅上昇で25日線からのかい離率が5%を超えるなど、テクニカル面は過熱感が目立ってきましたから、ファンダメンタルの好転との綱引きになりそうです。
欧米株高やフランス大統領選挙の結果は好感材料ですが、日経平均が2万円に迫る大幅上昇の原動力は1株あたり利益(EPS)が大幅に増加した点だと考えています。
5月2日のEPSは1267.64円で、PER16倍で計算すると20282円になりますから、ファンダメンタル面から2万円台を回復してもおかしくありません。
ただし、日経平均のEPSは、決算発表の前半のピークを通過するタイミングで大幅に増加しています。
先週は大型連休の谷間で決算発表が少なく、今週末にかけて約2000社の決算発表を控えていますから、決算発表が一巡してEPSがどの程度増加するかが日経平均の水準を決めるポイントになりそうです。
今日の大幅上昇により、連休中の欧米株高と円安進行を一気に織り込んだと考えられるため、明日はテクニカル面の過熱感が意識されて上昇一服の想定です。