東京株式(前引け)=大型連休谷間もリスク選好ムード続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/02 11:51
 2日前引けの日経平均株価は前日比135円66銭高の1万9446円18銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億577万株、売買代金概算は1兆721億円。値上がり銘柄数は1579、対して値下がり銘柄数は325、変わらずは111銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日のほぼ高値引けの流れを継いで買い優勢の展開に終始した。大型連休の谷間ということもあって朝方は売り買い交錯のなか小幅高でスタートしたが、その後じりじりと水準を切り上げ、日経平均は3月21日以来の1万9400円台を回復。前日の米国株市場でナスダック指数が過去最高値に買われたことや、為替が1ドル=111円台後半でもみ合っていることで買い安心感が強まった。北朝鮮問題などの地政学リスクも足もと後退しており、先物へのショートカバーが全体相場に浮揚力を与えている。東証1部の売買代金は1兆円を上回り、全体の8割近い銘柄が上昇している。

 個別では東京エレクトロン<8035.T>が売り物をこなし続伸、トヨタ自動車<7203.T>も高い。ヤマハ<7951.T>が大幅高に買われ、島精機製作所<6222.T>GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>はストップ高となった。渋谷工業<6340.T>enish<3667.T>が急伸、富士機工<7260.T>も値を飛ばしている。半面、ペプチドリーム<4587.T>が大幅安となったほか、ヤマトホールディングス<9064.T>オムロン<6645.T>なども冴えない動き。ジャパンディスプレイ<6740.T>が急落、ボルテージ<3639.T>グリー<3632.T>なども大きく値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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