東京株式(大引け)=19円高、朝安後は買い戻され5日ぶり反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/17 16:01
 17日の東京株式市場は朝方売り優勢で始まったもののその後は押し目買いや買い戻しに下げ渋り、日経平均株価、TOPIXともにプラス圏で引けている。

 大引けの日経平均株価は前週末比19円63銭高の1万8355円26銭と5日ぶり反発。東証1部の売買高概算は14億5429万株、売買代金概算は1兆6337億3000万円。値上がり銘柄数は1395、値下がり銘柄数は511、変わらずは109銘柄だった。

 きょうの東京市場は、引き続き北朝鮮問題を背景とした地政学リスクが意識されるなか、外国為替市場で1ドル=108円台前半まで急速にドル安・円高が進んだことを受け朝方はリスク回避の流れが意識された。しかし、日経平均は朝安後に下げ渋り、後場に入るとプラス圏に浮上、その後は前週末終値を挟んでの往来となった。円高を背景に自動車株が売られたものの、内需の電力株や不動産株が買われ全体相場を支えた。値上がり銘柄数は全体の7割を占め、日経平均株価は、大引けは前週末終値を上回って着地した。イースター休暇に伴い外国人投資家の参戦が限られ、全体商いは閑散、売買代金は1兆6000億円台と今年最低水準となっている。

 個別では、任天堂<7974.T>が売買代金トップで大幅高に買われたほか、ペプチドリーム<4587.T>も物色人気。三井不動産<8801.T>も買いが優勢だった。ローツェ<6323.T>がストップ高に買われ、enish<3667.T>も急伸、グリー<3632.T>も活況のなか値を飛ばしている。FPG<7148.T>東宝<9602.T>なども大きく上昇した。マネーパートナーズグループ<8732.T>、VOYAGE GROUP<3688.T>なども高い。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、SUMCO<3436.T>信越化学工業<4063.T>も売りに押された。石川製作所<6208.T>が大幅安で3日続落となるなど防衛関連は総じて安い。トクヤマ<4043.T>が売られ、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>も値を下げた。沢藤電機<6901.T>ツガミ<6101.T>も反落となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
100000018
36,833.27
(15:15)
+1,213.50
(+3.40%)
7974
7,652.0
(15:00)
+113.0
(+1.49%)
2,517.5
(15:00)
+35.5
(+1.43%)
1,392.5
(15:00)
+27.0
(+1.97%)
1,855.0
(15:00)
+77.0
(+4.33%)
179.0
(15:00)
+1.0
(+0.56%)
3632
444.0
(15:00)
+8.0
(+1.83%)
7148
2,128.0
(15:00)
+35.0
(+1.67%)
9602
5,895.0
(15:00)
+134.0
(+2.32%)
218.0
(15:00)
+3.0
(+1.39%)
1,356.0
(15:00)
+41.0
(+3.11%)
8,500.0
(15:00)
+626.0
(+7.95%)
1,451.5
(15:00)
+25.5
(+1.78%)
5,765.0
(15:00)
+261.0
(+4.74%)
1,397.0
(15:00)
+64.0
(+4.80%)
2,711.0
(15:00)
+186.5
(+7.38%)
1,054.0
(15:00)
+16.0
(+1.54%)
1,042.0
(15:00)
+15.0
(+1.46%)
6101
1,342.0
(15:00)
+2.0
(+0.14%)