<動意株・31日>(前引け)=タクマ、ヘリオスTH、夢展望

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/31 11:43
 タクマ<6013.T>=急伸し、昨年来高値を更新。同社は官公需中心にゴミ処理プラントなどを展開するが、業績好調で17年3月期、18年3月期と収益成長が続く見通し。東海東京調査センターが30日付で同社株のレーティングを「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価も1020円から1300円に引き上げている。これが株価に強い刺激を与えている。同調査センターでは、17年3月期第3四半期累計の受注高が前年比で大きく増加し、18年3月期以降も高水準の受注動向を予想しているが、株価にはまだ織り込まれていないとの見方を示している。18年3月期の営業利益は今期推定比9.3%増益の118億円を予想している。

 ヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>=大幅反発。同社は30日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業利益を13億5000万円から13億9000万円(前期比17.6%増)へ、純利益を9億円から9億8000万円(同21.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は174億円から171億1000万円(前期比33.6%減)へやや下方修正したものの、製造装置事業が好調に推移し、売上原価が計画よりも低減できたことに加えて、投資有価証券売却益が発生したことなどが寄与したという。また業績予想の修正に伴い、従来18円を予定していた期末一括配当を2円増額して20円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 夢展望<3185.T>=ストップ高水準でカイ気配。親会社のRIZAPグループ<2928.SP>が30日の取引終了後、夢展望の岡隆宏会長から同日付で、26万5200株(発行済み株数の5.00%)を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。なお、これによりRIZAPグループの議決権ベースの保有比率は73.54%から78.54%に上昇することになり、中長期的な経営の安定化につながるとの期待感が強まっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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