アルチザなど5G関連に人気集中、自動運転分野で垣根を越えた大手連合◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/23 11:27
 アルチザネットワークス<6778.T>が反発、一時5%を超える上昇で800円台を回復したほか、PALTEK<7587.T>ネクストジェン<3842.T>など次世代通信規格5G技術分野に展開を図る企業が物色人気を集めている。

 23日付の日本経済新聞が「トヨタ自動車とNTTは自動車の超高速無線通信技術で提携する。第5世代(5G)と呼ばれる技術を活用し、より安全性の高い自動運転車の実用化につなげる」と報じたが、国内自動車大手と、通信メガキャリアが提携するのは初の事例ということもあって、5G関連の株価を一斉に刺激する格好となっている。ビッグデータ解析や人工知能(AI)活用などが自動運転分野で重要な役割を担うことになるが、その際に高速・大容量の通信規格である5Gが必須となる。

 アルチザネットワークスは通信計測器開発メーカーで、5G対応のデータ処理迅速化などの研究開発に積極的に取り組んでいる。PALTEKは独立系半導体商社でFPGAなど高付加価値半導体に強みを持ち、5G通信機器分野の需要開拓に前向きな姿勢をみせている。また、次世代通信網のコントロールシステム開発を手掛けるネクストジェンは5G技術分野で主導権を握るNTTドコモ<9437.T>との連携が強く、5G普及に向けた通信インフラ整備で商機をつかむとの思惑が根強い。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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