アンリツが上値追い態勢、株式好需給で5G関連株物色の流れに乗る◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/09 14:32
 アンリツ<6754.T>が3日続伸、値刻みこそ小幅ながら上値追い態勢を明示している。通信計測器大手で17年3月期は営業利益段階で前期比6割減の22億円と低迷する見通しながら、株価はこれを既に織り込んでいる。一方で、来期以降の業績成長トレンドを見込む声が強い。

 次世代通信方式「5G」はIoT時代のイノベーションの源泉としても注目され、NTTドコモ<9437.T>などは東京五輪開催年に合わせて5Gの商用化を計画している。同関連の計測器需要がアンリツの収益を押し上げる成長エンジンになるとの見方が市場では強まっている。株式需給面では信用取組が売り買い拮抗、日証金では株不足に近い状態にあることもミニ踏み上げ相場の素地を内包している。きょうはこのほか電気興業<6706.T>ヨコオ<6800.T>などアンテナメーカーにも物色の矛先が向かっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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