◆ドル円は1ヶ月ぶりにゴールデンクロスを達成した
16日(木)の日経平均は、ドル円のトレンド変化を支えに続伸を想定します。
15日(水)の日経平均は、米国株高と円安を受けて大幅に反発しました。
イエレンFRB議長が利上げに前向きな姿勢を示して米国債利回りが上昇、金融株の上昇がNYダウを押し上げて、為替市場ではドル高、円安になり、日経平均が上がらないわけにはいかない結果だったと思われます。
しかしながら、日経平均が大幅に反発したといっても前日の後場に急落した分を取り戻す程度の上昇に留まりました。好材料がそろっても19500円の壁を越えられず、誰かがフタをしているような動きです。
今週に入ってから19500円に近い水準で3日連続の陰線になっているので、なんともモヤモヤする展開です。
明日も日経平均の動きは為替次第になりそうなのですが、ドル円のチャートからトレンドの変化が見られているので、続伸が期待できるのではないかと考えています。
昨晩のイエレン議長の発言によって、ドル円チャートの5日線と25日線がゴールデンクロスしました。1月初旬にデッドクロスして以来、およそ1ヶ月ぶりの変化が見られています。
本格的なトレンド転換には戻り高値の1ドル=115円程度を抜ける必要がありますが、移動平均線の変化から、ひとまず115円トライになるのではないかと想定しています。
円安が下支えになれば、日経平均が19500円を抜ける可能性もあるのではないかと思われます。
ただし、テクニカル的には25日線がまだ横ばいのため、目先であまり大きく上昇すると5日線と25日線とのかい離が大きくなって窮屈な感じです。
自然な形で上昇するには、あと1週間程度の高値もみ合いで25日線が上向きに変化してから、5日線と25日線にそって上昇が続くのが理想と考えています。
15日(水)の日経平均は、米国株高と円安を受けて大幅に反発しました。
イエレンFRB議長が利上げに前向きな姿勢を示して米国債利回りが上昇、金融株の上昇がNYダウを押し上げて、為替市場ではドル高、円安になり、日経平均が上がらないわけにはいかない結果だったと思われます。
しかしながら、日経平均が大幅に反発したといっても前日の後場に急落した分を取り戻す程度の上昇に留まりました。好材料がそろっても19500円の壁を越えられず、誰かがフタをしているような動きです。
今週に入ってから19500円に近い水準で3日連続の陰線になっているので、なんともモヤモヤする展開です。
明日も日経平均の動きは為替次第になりそうなのですが、ドル円のチャートからトレンドの変化が見られているので、続伸が期待できるのではないかと考えています。
昨晩のイエレン議長の発言によって、ドル円チャートの5日線と25日線がゴールデンクロスしました。1月初旬にデッドクロスして以来、およそ1ヶ月ぶりの変化が見られています。
本格的なトレンド転換には戻り高値の1ドル=115円程度を抜ける必要がありますが、移動平均線の変化から、ひとまず115円トライになるのではないかと想定しています。
円安が下支えになれば、日経平均が19500円を抜ける可能性もあるのではないかと思われます。
ただし、テクニカル的には25日線がまだ横ばいのため、目先であまり大きく上昇すると5日線と25日線とのかい離が大きくなって窮屈な感じです。
自然な形で上昇するには、あと1週間程度の高値もみ合いで25日線が上向きに変化してから、5日線と25日線にそって上昇が続くのが理想と考えています。