【買い】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):円安、金利上昇、米国経済の好調と、事業環境が良好
イエレンFRB議長の「利上げを待ちすぎるのは賢明ではない」とのタカ派的発言を受け、米10年債利回りは上昇、ドル/円は114.50近辺まで上昇しました。
米国経済は企業投資や輸入の増加、好調な雇用と景況感指数が発表されていることに加え、トランプ大統領の大規模減税、規制緩和、大規模投資が加わり、内需が拡大してGDPは伸び、長期的にみるとインフレ率は上昇する向きにあり、イエレンFRB議長は次の利上げに向けて利上げを織り込ませ始めたようです。
米国10年債は足踏みの歩調ですが、金融政策や財政政策によって世界経済が支えられる中、トランプ大統領の規制緩和や大規模なインフラ投資、税制改革によりトランプフレ―ションが起こりつつあります。米国経済はより拡大していく方向にあるので金利は上向きドル安になりにくく、日本株にとっても環境は良い流れとなっていると思います。
銘柄紹介:
国内最大の金融コングロマリットを形成するメガバンクです。
自社株買い含めた株主還元性向は50%超えです。
注目点は、同社が海外展開を得意とし、米国が業績に貢献していることです。
モルガンスタンレーからの寄与は過去5年平均11%。同社収益のおよそ25%が米国事業による収益となっています。このため原油安を背景とした資源関連分野での与信コスト増による収益圧迫があったのですが、それも改善しているため、収益の大幅改善が期待できる状況です。
米国MUAH、モルガンスタンレーなど子会社3 社からの利益貢献は上半期では57.7%でしたが、第三四半期では1,742 億円と第2四半期の2倍以上となりました。この結果、2017年3月期第1-3四半期の業績は、7.7%の減益ながら、通期目標に対する進捗率は92.5%までのびました。
米国経済は企業投資や輸入の増加、好調な雇用と景況感指数が発表されていることに加え、トランプ大統領の大規模減税、規制緩和、大規模投資が加わり、内需が拡大してGDPは伸び、長期的にみるとインフレ率は上昇する向きにあり、イエレンFRB議長は次の利上げに向けて利上げを織り込ませ始めたようです。
米国10年債は足踏みの歩調ですが、金融政策や財政政策によって世界経済が支えられる中、トランプ大統領の規制緩和や大規模なインフラ投資、税制改革によりトランプフレ―ションが起こりつつあります。米国経済はより拡大していく方向にあるので金利は上向きドル安になりにくく、日本株にとっても環境は良い流れとなっていると思います。
銘柄紹介:
国内最大の金融コングロマリットを形成するメガバンクです。
自社株買い含めた株主還元性向は50%超えです。
注目点は、同社が海外展開を得意とし、米国が業績に貢献していることです。
モルガンスタンレーからの寄与は過去5年平均11%。同社収益のおよそ25%が米国事業による収益となっています。このため原油安を背景とした資源関連分野での与信コスト増による収益圧迫があったのですが、それも改善しているため、収益の大幅改善が期待できる状況です。
米国MUAH、モルガンスタンレーなど子会社3 社からの利益貢献は上半期では57.7%でしたが、第三四半期では1,742 億円と第2四半期の2倍以上となりました。この結果、2017年3月期第1-3四半期の業績は、7.7%の減益ながら、通期目標に対する進捗率は92.5%までのびました。