<動意株・13日>(前引け)=市光工業、フジマック、平田機工

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/13 11:43
 市光工業<7244.T>=ストップ高し、昨年来高値更新。同社は前週末10日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想委ついて、売上高を1100億円から1130億円(前期比10.6%増)へ、営業利益を33億円から42億円(同72.9%増)へ、純利益を41億円から52億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。好調な国内受注の増加が牽引役となり、売上高が想定を上回る増収となったことが要因。また、国内工場やASEAN子会社の合理化が想定以上に進捗していることも利益向上に寄与したとしている。

 フジマック<5965.T>=ストップ高。同社は前週末10日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業利益を14億8000万円から17億円(前期比7.1%増)へ、純利益を8億2000万円から11億4000万円(同68.1%増)へ上方修正したことが好感されている。大型物件の受注が計画を下回ったことで、売上高は366億円から357億4000万円(同2.1%減)へ下方修正したが、徹底した原価低減策が奏功したほか、国内子会社の工場統合や物流拠点の整備で、製造子会社の生産性が向上したことなどが寄与した。

 平田機工<6258.T>=大幅高。同社は10日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を700億円から780億円(前期比47.0%増)へ、営業利益を50億円から70億円(同2.4倍)へ、最終利益を33億円から45億円(同2.6倍)へ大幅上方修正しており、今期配当も従来予想に25円上乗せし85円とすることを発表、これがポジティブサプライズとなった。有機EL関連生産設備に関する受注が高水準、自動車関連も好調であるほか、第4四半期にアジア子会社の業績回復が見込まれることが、収益見通し増額の背景となっている。

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出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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