摂津製油が一時16%高、日清オイリオが株式交換により完全子会社化へ◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/08 10:53
 摂津製油<2611.T>が続急伸し、一時、前日比62円(16.4%)高の440円まで買われている。7日の取引終了後、親会社の日清オイリオグループ<2602.T>が株式交換により同社を完全子会社化すると発表しており、株式交換比率から算出した理論株価(前日終値ベースで424円)を意識した動きとなっている。

 今回の摂津製油の完全子会社化は、グループ内の関連する経営資源を集約し、再配置を行うことで、グループ各社における得意分野への経営資源の集中や、重複機能の削減を行うことが狙い。株式交換比率は、摂津製油1株に対して日清オイリオ株0.785株を割り当てるとしており、効力発生日は5月1日を予定。これに伴い、4月26日に摂津油は上場廃止となる予定だ。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)単独決算は、売上高74億3300万円(前年同期比0.1%増)、営業利益2億1500万円(同23.0%減)、純利益1億4900万円(同19.9%減)だった。また、17年3月期通期業績予想は売上高101億円(前期比3.5%増)、営業利益4億円(同19.1%増)、純利益2億8000万円(同15.8%増)の従来予想を据え置いている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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