精工技研が大幅高、今期増額余地が高く貪欲な中期ビジョンも再評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/23 14:03
 精工技研<6834.T>が大幅高、一時8.7%高の1994円まで上値を伸ばした。光ディスク用金型など光関連部品の製造を手掛けるが、精密加工技術に定評があり電装化が進む自動車向けでブレーキ圧やガソリン噴射圧などの車載用センサー関連が収益に貢献している。医療・バイオ分野などにも展開を図る方向で、その技術力を多方面で生かす。

 会社側では17年3月期営業利益は3.2%減の9億円予想にあるが、市場では「中間期時点で進捗率は73%に達しており、増益転換で着地する可能性が高い」(国内中堅証券)とみられている。中期経営計画で22年3月期に連結売上高250億円、営業利益25億円以上を掲げており、業績変化に対するマーケットの期待も再燃している。また、同期までの戦略投資について100億円規模と想定し将来的な成長に貪欲な構えをみせていることもポイントとなっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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