東京株式(前引け)=リスク回避の売り優勢、前引けにかけて一段安に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/16 11:48
 16日前引けの日経平均株価は前週末比175円38銭安の1万9111円90銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億1395万株、売買代金概算は8821億1000万円。値上がり銘柄数は322、対して値下がり銘柄数は1578、変わらずは103銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方からリスクオフの流れにさらされ売り圧力が徐々に高まる展開。日経平均は前引けにかけて下げ幅を広げる動きとなった。前週末の米国株市場ではナスダック指数が過去最高値を更新したものの、NYダウが小幅ながら続落するなど方向感が定まらず、外国為替市場で1ドル=114円台前半まで円高が進行したことが嫌気される格好となった。英国のEUからのハードブレグジットに対する懸念が買いを手控えさせている。海外投資家の参戦が限られるなか、前場の東証1部売買代金は低調で9000億円を下回った。

 個別では任天堂<7974.T>が下値模索の展開、ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。SMC<6273.T>も売りに押されている。タカタ<7312.T>が急反落、gumi<3903.T>も大きく値を下げた。半面、さくらインターネット<3778.T>が商いを集め続急騰、フリュー<6238.T>は一時値幅制限上限まで買われた。大塚ホールディングス<4578.T>リクルートホールディングス<6098.T>なども強い動き。また、TSIホールディングス、フォーカスシステムズ<4662.T>などが値を飛ばしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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