＜1357＞日経ダブルインバース上場投信 1月は日経平均調整へ

<ここに注目！>　

トランプラリーならぬ強い相場が続いていますが、日経平均は押し目を作らず上げているため、短期的には調整が必要な局面に来ています。
1/4の大発会が中期的な変化日になり、2月まで下降期間入りとなるため、これまでの流れと変わってくるので注意が必要です。

＜テクニカル分析＞　☆☆☆☆☆　（5点満点中）

・25日移動平均線からの乖離率が-11.7％まで大きく乖離してからほぼ底を打ち、現在25日移動平均線近辺まで戻してきています。ここを抜けてくると短期的には上昇トレンドに入ります。

・長期トレンドを示す200日移動平均線が下降していましたが、徐々に水平に近くなってきているため、中期的にも上昇しやすくなってきます。

・日経平均が1/4大発会が変化日で下降期間入りとなり、2月1週目までは弱い期間が続きますので、大きな上昇とはならず調整入りすることから、逆に動くインバースは買いとなります。

・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
　仕掛け（買い）の目安：1900～2000円 （25日移動平均線上からやや下）

　仕掛け（売り）の目安：2200～2300円 （窓埋め）

＜まとめ＞

日経平均が目先高値圏まで来ており、押し目を作らず上げてきたのでその反動が1月に現れるでしょう。
大発会までは強いかもしれませんが、変化日を過ぎて中期的な流れは下降に向かうため、一旦指数も押す場面が来ると思います。
1月半ばから後半にかけて大きな押し目が来る可能性があるので、今月は無理に高値追いはせずに、押し目買いのスタンスでのぞみましょう。